AI × 業務効率化

ChatGPTで議事録が最短で終わる──決定事項と宿題が抜けないテンプレ集

議事録は、技術職にとって“地味に重い”仕事です。
会議が続くほど整理が追いつかず、決定事項や宿題が曖昧なまま次の会議を迎える。これが一番まずい。

ChatGPTは会議の中身を決める道具ではありません。
「メモを議事録の形に整える」「決定事項と宿題を抽出する」「担当者別のToDoに直す」といった整形と抽出に強い整理役として使うのが正解です。

この記事では、議事録を最短で終わらせるテンプレとプロンプトをまとめます。急ぎの方はテンプレだけでも使ってください。

この作業をAIで回せるようになると、時短だけでなく「評価される仕事の進め方」になります。全体像は「AI×業務効率化大全」にまとめました。
効率化は手段で、評価は結果です。全体像は「評価される立ち位置」にまとめています(読む順番つき)。

議事録で詰まりやすいポイント

議事録が遅い理由は「文章化」より、情報が混ざることです。

  • 決定事項と検討事項が混ざる
  • 宿題の担当と期限が抜ける
  • “誰が何をするか”が曖昧なまま終わる

ChatGPTは、この混ざりを分解するのが得意です。

まずはこれを使う:議事録テンプレ

ここが土台です。メモが雑でも、枠があると一気に整います。

  • 会議名/日時/参加者
  • 目的(この会議で決めたいこと)
  • 議題(論点)
  • 決定事項(確定したこと)
  • 宿題(担当/期限/成果物)
  • 未決事項(次回持ち越し)
  • 次回予定(日時、持ち物)

コピペOK:プロンプト集

運用が続くように、まずは3本だけに絞ります。

メモを議事録化する

以下の会議メモを議事録形式に整えてください。
議題/決定事項/宿題(担当・期限・成果物)を明確にしてください。

内容:

決定事項だけ抜き出す

以下の会議内容から、決定事項だけを抽出して箇条書きにしてください。
曖昧な表現は「要確認」として残してください。

内容:

担当者別の宿題リストにする

以下の議事録から、関係者別の宿題リストを作成してください。
各宿題に「期限」と「成果物」をセットで書いてください。
不足があれば質問項目として列挙してください。

議事録:

まとめ

議事録は「整える」作業の比率が高いので、ChatGPTと相性が良いです。
テンプレで枠を作り、プロンプト3本で整形と抽出を回すだけで、会議後の負担が大きく減ります。

次は、同じ要領で他の業務にも展開できます。「AI×業務効率化大全」で入口をまとめて確認してください。
同じ成果でも「立ち位置」と「見せ方」で評価は変わります。次は「評価される立ち位置」で全体像を押さえると、迷いが減ります。

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仕事でそのまま使いたい方へ

試験計画・報告書・議事録を最短で終わらせるChatGPTテンプレは、Noteにまとめています。
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