おはこんにばんは、元ホーク2 乗りのさーほです。
今回は、【メーカー:スズキ バイク名:GT380 通称サンパチ】の紹介をします。
と言うことで【スズキGT380】についてこんな疑問・悩みを抱えていませんか?
- 【スズキGT380】のスペックはどうなの?
- 【スズキGT380】の維持費ってどのくらいかかるの?
- 【スズキGT380】は必要なオイルが多いって聞くけどどんなのが必要なの?
☑本記事の内容
- 【スズキGT380】を現行のバイクとスペック比較
- 維持するのに必要な費用
- 良いところ・悪いところ
- 口コミ
本記事を読むことで【スズキGT380】の最低限の知識を得ることができるので【スズキGT380】の購入を考えているかたにおすすめできる記事です。
【スズキGT380】とは、仮面ライダーのサイクロン号だ!
【スズキ GT380】とは、自動車メーカーのスズキが1972〜1978年の間に販売したバイクです。
2ストロークのエンジンを採用し独特な排気音が特徴。
当時、暴走族によく使用されたバイクで、現在でも暴走族、旧車會に人気があるバイクです。
仮面ライダーのサイクロン号で使用されたバイクが【スズキGT380】であり、当時の仮面ライダーが好きな人にも知名度が高いバイクです。
【スズキGT380】と現行バイクのスペックを比較
今回、【スズキGT380】とスペック比較をするということで相手を紹介します。
ホンダのCB400SFです。
教習所の教習バイクに良く使われており、知名度が高いので比較相手に選ばせていただきました。
スズキGT380 | ホンダCB400SF(2020) | |
販売年代 | 1972〜1978 | 1992〜現在も |
重量 | 183kg | 201kg |
排気量 | 371CC | 399CC |
気筒数 | 3 | 4 |
原動機種類 | 2ストローク | 4ストローク |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
最高出力 | 38PS | 56 |
最高出力回転数 | 7500RPM | 9500 |
燃料タンク容量 | 15リッター | 18 |
【スズキGT380】の特徴
特徴①2ストローク
バイクのエンジンの種類は2ストロークと4ストロークとがあり、【スズキGT380】は2ストロークを採用しています。
2ストロークの特徴はなんといっても独特な排気音です。
バイクに興味がない人でもわかるほど排気音が違います。
スズキGT380の排気音は特に独特です。
『ベンベーン』みたいな感じです。
特徴②ラムエアーシステム
エンジンが熱くなり過ぎて壊れないように、エンジンを冷却する必要があります。
基本的に冷却方法は二種類です。
- 走行中の風でエンジンを冷却する空冷式
- 冷却水をエンジン内に循環させて強制的に冷却する水冷式
冷却効果が高いのは水冷式です。
しかし水冷式は空冷式よりコストがかかる為、コスト面や時代的にスズキGT380は空冷式が採用されています。
走行風を効率よくエンジンに取り込むために、エンジン上部を独特な形状にし冷却効果を高める機能のことをラムエア−システムと呼びます。
特徴③サンパチテール
GT380のテールランプは独特な形をしています。
当時のテールランプの形状は角張った形や丸型が主流でした。
しかし、スズキGT380のテールランプは丸は横に2つくっついた形のテールランプでした。
通称サンパチテール、またの名を金玉テール
なぜそう呼ばれたかは写真を見てもらえばわかるかとおもいます。
独特な形のサンパチテールをインパクトがあり、現在でも旧車會や暴走族の車両によくつけられています。
実際にわたしもホーク2にサンパチテールをつけていた時期がありました。
特徴④オイルが2種類必要
スズキGT380は2ストロークのエンジンなので2種類のオイルが必要です。
1つ目はエンジンオイルです
エンジンオイルは車にもあるのでだいたい知られているかと思います。
エンジン内のシリンダー・ピストンの潤滑が目的で、段々と減ってくるので定期的に補充、交換する必要があります。
2つ目はミッションオイルです。
ミッションオイルは変速ギアの潤滑・保護が目的です。
長期的に使用しても量は減りませんが、成分が劣化しますので定期的な交換が必要です。
交換目安は500km〜1000kmに一回交換する感じです。
【スズキGT380】と同年代のバイク達
スズキGT380 | 1972〜1978 |
ホンダCB400four | 1974〜1978 |
カワサキKH250/400 | 1975〜1979 |
【スズキGT380】人気カスタム
①マフラー
スズキGT380のカスタムはやはりマフラーからですね。
人気のマフラーは以下の通りです。
- スガヤ集合ロングチャンバー
- 城北ムラカミ丸管
- ミズノモーター ゼスチャンバー
②ホイール
スズキGT380をカスタムしている車両でよく見かけるカスタムがホイール(キャスト)交換です。
スズキGT380に取り付け可能なキャストホイールは以下の通りです。
- メルバキャスト
- BEETキャスト
- 星型キャスト(GS400用)
- セブンスターキャスト
他にも加工で色々なキャストホイールがつけれるようです。
注意点ですがキャストホイールは半端なく高いです。
【スズキGT380】の良いところ・悪いところ
【スズキGT380】の良いところ
- 旧車・貴重なバイク
- 排気量より大きく見える
- ポジションセンサーがある
【スズキGT380】の悪いところ
- 40年以上も前のバイクなので故障が多い
- パーツが少ない
- タンクがキーなしで開くのでイタズラされやすい
【スズキGT380】を購入する際の注意点
スズキGT380を購入しようと思ってこの記事を読んでいるあなた!ちょっと待った!
まず把握しておいて欲しいことはスズキGT380は40年以上も前のバイクということです。
どれだけいいバイクでも40年もたったバイクだったらどこかしら壊れてきます。
壊れることはたいして問題じゃありません。
どんなバイクでもちゃんと手入れしてあげないと壊れちゃいますもんね
問題は部品の製造、販売が終了しているため、部品が手に入らないと言う事です。
そのために、部品取り用のバイクを買うことをおすすめします。
部品が壊れるたびに毎回ネットオークションなどで購入するより部品取り用のバイクを買う方が案外安く済みますよ。