AI × 業務効率化

試験計画 × ChatGPT──技術者が明日から使えるテンプレ公開

試験計画を書くとき、「文章を書く」よりも「構成を考える時間」の方が長い。そんな経験はないでしょうか。

このページは、試験計画を最短で形にするための テンプレ特化版です。まずはコピペで枠を作って、ChatGPTに下書きと漏れ確認を任せてください。

解説まで含めた総合版は別記事にまとめています(内部リンク:試験計画の総合版)。

この作業をAIで回せるようになると、時短だけでなく「評価される仕事の進め方」になります。全体像は「AI×業務効率化大全」にまとめました。
効率化は手段で、評価は結果です。全体像は「評価される立ち位置」にまとめています(読む順番つき)。


このページの使い方

ここでは「書けない状態」を脱出することだけに集中します。テンプレ→プロンプト→チェックの順で進めれば、計画が一気に形になります。

  • Step1:テンプレをコピペして、自分の案件の情報を埋める
  • Step2:プロンプトをコピペして、骨組みと下書きを作らせる
  • Step3:チェックリストで“戻らない計画”に整える

コピペOK:試験計画テンプレ(実務用)

試験計画書は会社によって書式が違っても、必要な要素はだいたい同じです。まずはこの枠を埋めるだけで、上司に通る形になります。

以下をそのまま貼って使ってください。

【試験名】
(例:締付け軸力ばらつき要因の切り分け試験)

【目的】
この試験で何を判断するか(結論を1行で)
(例:ばらつき要因を特定し、対策優先順位を決める)

【背景・現状】
・現象(何が起きているか)
・発生条件(いつ/どの条件で)
・影響(品質/コスト/納期/安全など)
・過去の対策と結果(やったこと/変化)
・現時点で確定している事実

【仮説(原因候補)】
・候補A:
・候補B:
・候補C:
(例:締付け速度、ロット差、座金硬さ、摩擦係数、治具差 など)

【試験項目(何を変えて何を見るか)】
1)
2)
3)

【試験条件(設定値・水準・範囲)】
・変数(変えるもの):
・固定条件(揃えるもの):
・試験数/繰り返し回数:
・サンプル数:
・環境条件:
・使用設備/治具:
・材料/ロット:
・制約条件(時間、設備、手配、コスト、安全):

【評価方法】
・測定項目:
・評価指標(平均、ばらつき、傾向など):
・合否基準(数値で言えるなら数値で):
・解析方法(必要なら):

【スケジュール】
・準備:
・実施:
・解析:
・報告:

【リスク・注意点】
・測定誤差(どこで入りやすいか)
・環境変動
・治具/設備の再現性
・作業者差
・試験順序による影響

【期待される結果と次アクション】
・何が分かれば成功か
・結果Aなら次に何をするか
・結果Bなら次に何をするか

コピペOK:ChatGPTに投げるプロンプト(3本だけ)

プロンプトは増やすほど運用が重くなります。ここでは「骨組み」「下書き」「レビュー」の3本に絞ります。

1)骨組みを作る(最初の一手)

テンプレを埋めたら、まずは構成を出させます。

以下の試験計画テンプレをもとに、技術者が読みやすい「試験計画の骨組み」を作成してください。
抜けやすい項目があれば追加し、理由も添えてください。

(ここにテンプレの内容を貼る)

2)下書きまで作る(提出できる形に寄せる)

骨組みが良ければ、そのまま下書きを作らせます。

以下の情報をもとに、試験計画書の下書きを作成してください。
社内レビューで戻りやすいポイント(目的の曖昧さ、条件の不足、合否基準の弱さ)を先回りして補足してください。

(ここにテンプレの内容を貼る)

3)抜け漏れレビュー(戻らない計画にする)

最後は「突っ込まれポイント」を潰します。

以下は試験計画案です。
上司レビューで指摘されそうな点を、優先度順に指摘してください。
あわせて、追記すべき情報(不足している条件、比較の必要性、合否基準の明確化案)を提案してください。

(ここに試験計画案を貼る)

上司レビューで戻らないためのチェックリスト

テンプレとプロンプトがあっても、戻る時は戻ります。最後にここだけ見て、弱点を潰してください。

  • 目的が「何を判断するか」になっている(やったことの説明で終わっていない)
  • 目的と評価項目がつながっている(何を測れば判断できるかが明確)
  • 条件が「変えるもの」と「揃えるもの」に分かれている
  • 合否基準が曖昧でない(できれば数値、難しければ判定ルール)
  • サンプル数と繰り返し回数に理由がある(最低限でいい)
  • 重要な制約(設備、治具、材料、納期、安全)が計画に反映されている
  • 期待結果が「次の行動」まで書けている(結果A/Bでどう動くか)

仕事で使うときの注意点

便利な反面、技術職では守るべき線があります。ここだけは外さないでください。

  • 数値、仕様、規格は必ず自分で確認する(AIの推測は混じる)
  • 機密情報は入力しない(固有名詞や図面番号は避け、条件は抽象化する)
  • 試験の目的だけは人が決める(上流を丸投げすると精度が落ちる)

解説までまとめた総合版はこちら

テンプレを使って「形にはなった」次の段階で、もっと精度を上げたい人向けです。


まとめ

このページは、試験計画を最短で形にするためのテンプレ特化版です。
テンプレを埋めて、プロンプト3本で骨組みと下書きを作り、最後にチェックリストで戻らない形に整えてください。

次は、同じ要領で他の業務にも展開できます。内部リンク:AI×業務効率化大全
同じ成果でも「立ち位置」と「見せ方」で評価は変わります。内部リンク:評価される立ち位置

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